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記録的な暑さが続いた昨年8月、米国カリフォルニア州デスバレーのファーネス・クリーク・ビジターセンターで、非公式の温度計が華氏130度(摂氏54.4度)を示している[ロイター] |
[ヘラルド経済=イ・ミョンギョン記者]米中首脳会談が近づいているという観測が出る中、中国は米国で開かれた米中気候変動協議について肯定的だったと評価した
。
中国生態環境部は9日、WeChat(中国版カカオトーク)公式アカウントに掲載した「中米気候変動カリフォルニア会談の肯定的な成果達成」というタイトルの発表文を通じて、「米国と中国の気候特使とチームが行った気候協議が円満に終了した」と明らかにした
。
発表文によると、両側は両国首脳の「バリ会談精神」の履行を中心に全面的かつ深い意見交換を行った
。
バリ会談精神とは、昨年11月にインドネシア・バリで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談で習近平国家主席とバイデン大統領が合意した事項を指す
。
これには、▷新冷戦を追求しない▷中国の体制変更を追求しない▷同盟強化による反中国を追求しない▷台湾の独立を支持しない▷中国と衝突を起こしたくないなど、いわゆる「5不」が含まれている
。
生態環境部はまた、発表文で両国が気候変動問題に関して協力・行動し、今月末にアラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開かれる第28回国連気候変動条約締約国会議(COP28)の成功と肯定的な成果達成に向けて共同で努力することにしたと付け加えた
。
ジョン・ケリー米大統領の気候問題特使と中国のシェスホン中国気候変動特使は最近、米国カリフォルニア州で前日まで気候変動問題を議論した
。
11~17日にサンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議を機に米中首脳会談の開催が有力視される中、米中両国は最近、高レベルの協議を続けている
。
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