日本の愛子さまが23歳に、皇族としての将来に疑問符
天皇陛下と雅子さまの一人娘、愛子さまは今年初め大学を卒業
日本で人気の高い愛子さまが日曜日に23歳の誕生日を迎えた。皇族としての将来に不透明感が漂う中、公務への関与を増やしている。
宮内庁によると、愛子さまは今年初めに大学を卒業後、日本赤十字社で勤務しながら、公務や宮中行事にも参加している。
しかし、現行法では皇族以外との結婚で皇籍を離脱しなければならない。
国民の大多数は愛子さまの皇族身分維持を可能にする法改正を支持しているが、与党保守派は男系継承にこだわっている。日本の皇族は急速に減少し、現在4人の男性を含む16人のみとなっている。
愛子さまは東京の皇居で両親と共に誕生日を祝う予定だった。宮内庁は愛子さまの写真も公開。皇居の庭で柿の木の傍らに立つ姿や、10月に初の単独公務として佐賀県で行われた国民体育大会で作った伝統的な和紙を手にする姿などが収められている。
1947年制定の皇室典範は、戦前の保守的な家族観を色濃く残し、男系男子のみの皇位継承を定めている。また、皇族女子が皇族以外と結婚した場合は皇籍を離脱しなければならない。若い男性皇族が一人しかいない現状は、2000年以上続く皇室の存続に黄信号を灯している。
皇族最年少の男性である悠仁さま(愛子さまの18歳のいとこ)が現在唯一の皇位継承者であり、これは制度にとって大きな課題となっている。
政府は女性天皇を避けつつ皇位継承を安定させる方策を模索しており、戦後皇籍を離れた旧皇族の男子を養子として迎える案なども検討されている。
愛子さま自身のこの問題に対する見解は不明で、成人を迎えた際の記者会見で一度触れただけである。
先月、ジュネーブの国連女性差別撤廃委員会は、日本政府に女性天皇を認めるよう求める報告書を発表。国内のジェンダー平等を妨げる他の問題についても指摘した。
林芳正官房長官はこの報告書を「遺憾」で「不適切」と批判。皇位継承は国家のアイデンティティに関わる根本的な問題であり、憲法の基本的人権の対象外だと主張した。
愛子さまの叔父である秋篠宮さまは、59歳の誕生日を迎えた土曜日の記者会見で継承問題について問われ、「皇族も生身の人間であり、日々の生活を支える宮内庁職員はその影響を理解すべきだ」と述べた。
宮内庁によると、愛子さまは日本赤十字社でボランティア研修プログラムを担当している。週末には両親との散歩や、宮内庁職員とのバレーボール、テニス、バドミントンを楽しんでいるという。
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