米中気候変動協議終了…中「前向きな成果達成」。

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米国カリフォルニアで開催された米中気候協議。写真提供＝中国生態環境部提供

11日にサンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議を機に米中が首脳会談を調整している中、中国は米国で開かれた米中気候変動協議について肯定的だったと評価した。

9日、中国生態環境部はWeChat(中国版カカオトーク)公式アカウントに掲載した「中米気候変動カリフォルニア協議の肯定的な成果達成」というタイトルの発表文を通じて、「米中の気候特使とチームが行った気候協議が円満に終了した」と明らかにした。

発表文によると、両国は両国首脳の「バリ会談精神」の履行を中心に全面的かつ深い意見交換を行った。

バリ会談精神は、昨年11月、インドネシア・バリで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談で習近平国家主席とジョー・バイデン大統領が合意したものだ。

これには △新冷戦を追求しない △中国の体制変更を追求しない △同盟強化を通じて反中国を追求しない △台湾の独立を支持しない △中国と衝突を起こしたくないなど、いわゆる「5不」が含まれる。

また、生態環境部は発表文で、両国が気候変動問題に関して協力・行動し、今月末にアラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開かれる第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)の成功と肯定的な成果達成に向けて共同で努力することにしたと付け加えた。

ジョン・ケリー米大統領の気候問題特使とシェ・ジョンホン中国気候変動特使は最近、米国カリフォルニア州で前日まで気候変動問題を議論した。