ORIGINAL LINK : https://www.asiae.co.kr/article/2023111008082685648
日本の硫黄島沖に新しい島が出現した。近隣の火山活動によって堆積した岩石が作った島で、「世界で最も最近できた新しい島」になる見通し。
9日(現地時間)9日、日本の硫黄島沖に新しい島が出現した。
9日(現地時間)、米CNN放送、日本のNHK放送などによると、気象庁は小笠原諸島の硫黄島で海底火山が噴火し、新しい岩石島ができたと報じた。
この島は、日本の首都東京から南に約1200㎞離れた硫黄島の南方沖1㎞付近にある。気象庁は、海底火山活動が噴出した岩石が堆積し、約300mの陸地を形成していることが分かったという。ただし、波の浸食により島の形は徐々に変化している
。
伊王島沿岸付近で新たな陸地が出現したのは今回が初めて。先月1日、海上自衛隊が島が海の上に浮かび上がった様子を撮影したことで、新しい島の形が一般に知られるようになった。
気象庁によると、先月21日から伊王島南方沖では数分間隔で海底火山の噴火が観測されている。黒色の土砂を混ぜた水柱が最大100mの高さまで舞い上がることもあったという。東京大学地震研究所は「火山活動が続けば、島はさらに大きくなる可能性がある」と予測している。
島の陸地を形成した主な堆積物は軽石である。軽石は、火山から噴出したマグマが急激に冷えてできた石で、穴が多いのが特徴です。また、島には大量の土砂が含まれており、今後、波に流されて消失する可能性もある。
一方、火山噴火活動は4日頃から徐々に低下しており、噴火時に検出される火山性微動も減少しているという。ただし、火山活動が続く場合、島が残り続けることになり、今後硫黄島と合流する可能性もあると専門家は予測している。国土地理院によると、この島は活発な火山活動により、過去9年間で面積が約1.3倍に拡大した。
イム・ジュヒョン記者 skepped@asiae.co.kr
<ⓒ투자가를 위한 경제콘텐츠 플랫폼, 아시아경제(www.asiae.co.kr) 무단전재 배포금지>
댓글0