ORIGINAL LINK : https://www.bbc.com/korean/articles/cy02exeyvk5o
この記事には見苦しい描写が含まれています
。
世界保健機関(WHO)がガザ地区最大の病院であるアルシファ病院に腐敗した死体が積み重なっていると警告する中、数千人の住民が近くの戦闘で閉じ込められる危機に瀕している。
電力や燃料不足に苦しんでいるアル・シファ病院は、WHOの説明によると、現在「ほとんど墓地に近い」状態である。
アルシファ病院関係者は、病院が「封鎖」されており、犬が群がって死体を食べ始めたと説明した
。
ここ数日、アルシファ病院周辺では激しい戦闘が繰り広げられている
。
ジョー・バイデン米大統領は、アルシファ病院は「必ず保護されなければならない」と述べ、「侵入行為が緩和されることを望む」と述べた。
近年、ガザ地区ではイスラエル軍とパレスチナ政党「ハマス」間の戦闘が激化しており、ほとんどの戦闘が病院近くの路上で行われている。病院の正門から数メートル以内に戦車と装甲車が配置されているという話もあるほどだ
。
イスラエルはハマスがアルシファ病院の地下トンネルで指揮本部を運営していると非難したが、ハマスと病院側は事実ではないと反論している
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また、イスラエル側は、ハマスが「人道的解決を妨げている」とも指摘している
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イスラエル軍当局は、アルシファ病院付近で衝突が続いているが、病院自体への銃撃や包囲はなく、病院から離れたい人は誰でも離れることができると説明した
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一方、WHOのクリスティアン・リンドマイヤー報道官は、現在病院には約600人が残っており、廊下に避難した者もいると述べた
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リンドマイヤー報道官は「病院周辺には、適切なケアも受けられず、埋葬もされず、遺体安置所などに運ばれない遺体がそのまま散乱している」と述べ、「アルシファ病院もほぼ麻痺している。ほとんど墓地に近い」と強調した
。
ハマスが支配するガザ地区の保健当局は、患者最大650人、職員200～500人、避難者1500人を含む少なくとも2300人がまだ病院にいると述べた
。
医療スタッフは、病院に死体が積もり、腐敗していると訴えた。アルシファ病院のモハメッド・アブ・シェルミア院長は、150体以上の死体が腐敗し、「不快な悪臭がする」と説明した。
シェルミア院長はBBCとのインタビューで、イスラエル当局が病院以外の場所での埋葬を許可していないため、今では犬が病院に入ってきて死体を食べ始めていると述べた
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一方、停電でインキュベーターが作動しなくなり、数十人の未熟児が取り出されたことへの懸念も浮上している
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シェルミア局長は、これらの新生児のうち7人が酸素不足で死亡したと明らかにした。また、これらの赤ちゃんを別の場所に避難させるためにイスラエル側と交渉を行ったが、合意に至らなかったと付け加えた
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イスラエル首相府のマーク・レゲブ上級顧問は、イスラエル側はこれらの赤ちゃんを避難させるための「実質的な解決策」を提示したが、ハマス側がこの提案を受け入れていないと非難した
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「発電機の運転に必要な燃料を(提示したが)彼らは持って行かない。ハマスが救急車による新生児搬送計画を支持しないため、新生児たちは(アルシファ病院に)足止めされている。ハマスは恐ろしい光景が写った写真が撮られることを望んでいるからだ」というレゲブ顧問は、ハマスこそ、この病院の地下にトンネルを掘るなど、病院を「戦場にした」張本人だと非難した
。
しかし、ハマス側は病院を作戦センターにしていないと主張しており、アルシファ病院の医療陣もハマスは病院にいないと主張している
。
一方、先月7日にハマスがイスラエルを奇襲して以来、イスラエル側がこれまでガザ地区を封鎖し、交戦を続ける中、アルシファ病院だけでなく、ガザ地区の他の病院も物資や電力不足などを経験している
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