ORIGINAL LINK : https://www.dailian.co.kr/news/view/1295099/?sc=rss_politics
日中首脳会談の成否に最大の関心
日岸田総理は17日にスタンフォード大で座談会
IPEFサミットにも出席…サプライチェーンの多様化策を模索
出国前にAPインタビュー…”露北の不法な協力、共助策を議論”
ユン・ソクヨル大統領が15~17日(現地時間)、米国サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議に出席するため、2泊4日の日程で15日に出国する。就任後、ユン大統領のAPEC首脳会議出席は今回が初めてだ
。
ユン大統領のAPEC首脳会議出席のきっかけ 中国の習近平国家主席との首脳会談が実現するかどうかは最大の関心事だ。韓中首脳会談が実現すれば、尹大統領は就任後、2度目の対面となる。ユン大統領は昨年11月、インドネシア・バリで開かれた主要20カ国(G20)首脳会議出席を機に習主席と初の首脳会談を行った
。
イム・スソク外交部報道官は14日の定例ブリーフィングで「韓中間の調整は行っているが、まだ具体的なことは決まっていない」と述べた
ユン大統領は17日、日本の岸田文雄首相とスタンフォード大学で日韓及び韓米日先端技術分野の協力をテーマに座談会を行う。日韓首脳は今年6回にわたり首脳会談を行い、緊密なコミュニケーションを図ってきた
15日にサンフランシスコに到着した尹大統領は、最初の日程として同胞懇談会を行った後、APEC最高経営責任者(CEO)サミットに出席して基調演説を行い、投資申告式を行う予定だ。その後、APEC首脳会議の歓迎レセプションと先端技術分野の韓国人未来世代との対話などの日程を消化する。
16日、「皆のための回復力のある持続可能な未来の創造」をテーマに開かれる最初のセッションで、尹大統領はクリーンエネルギー転換と気候危機克服のための韓国の貢献とAPEC加盟国間の連帯案を強調する予定だ。尹大統領は同日、APEC企業諮問委員会(ABAC)との対話とAPEC首脳晩餐会にも出席する
。
ユン大統領は同日、インド・太平洋経済フレームワーク(IPEF)首脳会議にも出席し、サプライチェーンの多様化方案などを模索する予定だ。IPEFは中国が主導する域内包括的経済連携協定(RCEP)に対応するための協力体で、ジョー・バイデン米大統領が主導して昨年5月に発足した。今回のIPEFサミットには、米国・日本・オーストラリア・シンガポールなど14カ国が参加する
。
17日には、APEC首脳会議に出席した各国の首脳が形式にとらわれず自由に意見を交わす「リトリート(retreat)」に参加し、グローバル複合危機の中での多国間貿易体制の復元、域内サプライチェーンの連携性強化、デジタル倫理規範の定立のための韓国の役割及びAPEC協力の必要性などを説明する予定だ。
「北朝鮮、軍事偵察衛星打ち上げ成功時はICBM一段階上昇...強化された準備策を講じなければならない」
ユン大統領は、出国の前日である14日に公開されたAP通信との書面インタビューで、「今回のAPEC首脳会議を機に、ロシアと北朝鮮の違法的な協力が韓半島と地域の安全はもちろん、世界の安全保障に対する重大な脅威であることを強調し、協力案を議論するつもりだ」と述べた
。
ユン大統領は、「北朝鮮が主張するいわゆる軍事偵察衛星は弾道ミサイル技術を活用したもので、軍事偵察衛星の発射は事実上、核発射手段の高度化に主な目的がある」とし、「もし北朝鮮が軍事偵察衛星の発射に成功すれば、これは北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)能力の一段階上昇を意味するため、これに対する強化された準備策が講じられなければならない」と述べた。政府は、北朝鮮が軍事偵察衛星を発射する場合、9・19南北軍事合意のうち、北朝鮮の偵察能力を制限する条項の効力を停止する案を検討しているという。
その上で、「韓国政府は、強固な韓米同盟を基盤に圧倒的な対応能力と報復態勢を整えることで、強力な安全保障態勢を確立する」と述べた
。
ユン大統領は、北朝鮮の誤判断を防ぐためには、堅固な韓米連合防衛態勢を基に強力な北朝鮮抑止能力と意志を示すことだとし、「ブリンカーン国務長官とオースティン国防長官の訪韓は、強力な韓米同盟を誇示する機会になるだろう」と述べた
ユン大統領はまた、「最近、ウクライナ戦争、イスラエル・ハマスの武力衝突でエネルギー安全保障が脆弱化し、経済資源の武器化など世界経済の分断が深まっている」とし、「今こそ、域内協力を通じて世界経済の変曲点ごとに危機克服と革新を主導してきたAPECが再びリーダーシップを発揮すべき時だ」と述べた。
댓글0