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韓、「北の脅威に共同対応」再確認
米中「迂回牽制」協力体追加
6・25戦争を機に発足した国連軍司令部が70年ぶりに再編を本格化させた
国連司駐留国である韓国は北朝鮮に対する抑止力強化を、実質的な国連司総括国である米国はルールベースの国際秩序を守るためのもう一つの「多国間協力体」を確保することになった
。
シン・ウォンシク国防部長官とロイド・オースティン米国防部長官をはじめとする国連社加盟国代表は14日、龍山国防部庁舎で第1回韓・国連社防衛長官会議を開催した
6・25戦争をきっかけに導入された国連安全保障理事会決議により国連社が設立されてから70年ぶりに関連国が再び一堂に会し、協力の意志を示したことになる
。
現在、国連社会員国は、6・25戦争当時、戦闘兵を派遣した△米国△英国△カナダ△トルコ△オーストラリア△フィリピン△タイ△オランダ△コロンビア△ギリシャ△ニュージーランド△ベルギー△フランス△南アフリカ共和国など14カ国と、医療支援団を派遣した△ノルウェー△デンマーク△イタリアなど3カ国で構成されている。今回の会議には、17カ国の国防長官及び代表が出席した
。
北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する抑止力強化に注力してきた韓国の立場では、「国連社共同対応の再確認」が大きな成果といえる。韓米同盟、韓米日安保協力に加え、国際社会レベルの「安全網」を追加的に確保したという評価だ
実際、今回の会議直後に発表された共同声明には、「国連社加盟国が国連の原則に反し、朝鮮半島で韓国の安全を脅かす敵対行為や武力攻撃が再開された場合、共同で対応する」という内容が明記された
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戦闘部隊を韓国に派遣した国々が1953年の「ワシントン宣言」を通じて「韓国で同様の状況が再発した場合、再び参戦する」と決議した内容を再確認したものである
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国防部高官は70年前のワシントン宣言の内容に言及し、「すべての加盟国がそのような約束を改めて確認したという意味がある」と述べた
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シン・ウォンシク国防部長官も今回の会議歓迎演説で、「北朝鮮が再び違法な南侵を行えば、これは国連加盟国が国連社を攻撃する自己矛盾」とし、「国連社を中心とした国際社会の強力な応징が続くに違いない」と明らかにした
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中国との戦略競争に死活をかけた米国の立場でも、国連史の再編は意味が大きいという評価だ。米国が「統合抑止」構想に基づき、アジアと欧州に散在する同盟及び友好国間の連携強化を図っているため、国連社が主要な役割を担う可能性があるという観測だ
。
実際、米韓の国連社加盟国拡大方針により、6・25戦争に関与したドイツなどが加盟国名簿に追加される場合、米国のアジア・欧州同盟間の結束力強化につながるという見通しだ
。
韓・国連社共同声明には「現在の安全保障の脅威に対処するため、韓米同盟と国連社加盟国間の連合演習と訓練を活性化し、相互交流・協力を持続的に増大させることにした」という内容も含まれている
。
今回の韓・国連社会議で「国連精神」が強調されたのも、同じ脈絡で解釈される
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実際、新大臣は今回の会議が「ルールに基づく国際秩序を拒否し、力による現状変更を試みる国や集団に強力な警告となるだろう」と述べた
。
これと関連し、国防部高官は「今日の加盟国の中には、韓半島だけでなく、各国が置かれている安全保障環境に応じて話したものもある」とし、「貫徹するのが国連の精神だ。国際的な規範とルールベースの国際秩序などを指すものだ。国連史を論じる状況で、国連の精神を侵害するものに対する言葉だ」と説明した
。
同高官は「米国が中国牽制の布石として国連史関連協議を進めるのではないか」という趣旨の質問に対し、最近、国際社会が民主主義国家と権威主義国家に分かれる様相を呈しているとし、「韓半島でシステムをうまく構築すれば、間接的に(米国のインド・太平洋戦略に)貢献する布石はあるだろう」と明らかにした
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